キャリアカウンセラーとは

キャリアカウンセラーと呼ばれる資格は、とある非営利法人が民定する民間資格が一般的です。これは2002年に厚生労働省が計画した官民合同で5万人のキャリア・コンサルタントを養成することを目標に掲げれれた資格で、実際に民間の人間がこの資格を得ても、勤務する先はハローワークや学校などの職場で、通常に民間人がこの資格を目指しても、あまり有効な資格ではないでしょう。
また、一般的にハローワークなどのキャリアコンサルタントとして働く人間が、いくらこの資格を得ても基本的に行政側の人間で世間知らずの人達が就職活動の相談にのったとしても、その指導を高く評価する失業者はいないのです。
例えば現状報告されている労災による扱い件数は、国が発表する数値よりも遥かに低く、一般の職場では「労災隠し」と呼ばれる行為があたりまえにまかり通っています。
また某団体も特定非営利活動法人で営利を目的としない為、官僚たちの天下り先ともなっていると聞いたことがありますが、本当のところはわかりません。
日本には現在このような非営利法人が認証する資格が無数にあり、それが各省庁により名前を変えて重複し、無数の非営利法人が存在するようです。
当然、利益がなければこれらの団体を維持していく為に、国の補助金があてがわれ、先月も無駄として削減された筈の予算が、名前を変えて補正予算として復活していることを忘れてはなりません。
今の非正規雇用として働く労働者や失業者の就職活動の相談を行うには、先に一般社会での雇用環境の実態を知ることが大切と言えるでしょう。

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